クリニックからのお知らせ

■ 大腸がん検査

A)便潜血検査
大腸がんの発見を主な目的とした検査で、便に血が混じっているかどうかを調べます。
大腸にがんやポリープがあると、便が大腸を移動するときに、腫瘍組織と便が擦れて
血液が混じることがあります。目に見えないわずかな出血も検知できますので、
がん検診の中で最も重要な検査です。自宅で通常の2日分の便を採取します。なお、
検査結果要精検の場合は、速やかに精密検査を行いましょう。

B)大腸内視鏡検査
肛門から内視鏡を挿入して、大腸全体の内部を調べます。便潜血検査で要精検となった人や
血便、原因不明の下痢や便秘、腹痛があるときなどに行います。腸内を詳細に観察するため、
検査前には食事を制限し、腸管洗浄剤や下剤、浣腸などを使用して腸内を十分洗浄します。
ポリープを疑うような病変があった場合は、組織の一部を採取したりポリープの一部を切除
したりすることもできます。検査時の不安や緊張緩和のために鎮静剤を使用することも
あります。
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