クリニックからのお知らせ

■ ★咽頭・扁桃炎★

咽頭痛は日常診療においても最も頻回に訴えられる症状の1つであり、その起炎微生物に
関しては、ウイルス性と細菌性の頻度についてさまざまな報告がなされているのが現状である。
咽頭痛、発熱、全身倦怠感は成人ではその約90%が、小児では約60~70%がウイルス性と
考えられており、多くは良好な経過をとり、数日で改善する。しかし、ウイルス性上気道炎が
4~6日で改善せず、咽頭痛、発熱などの主症状が憎悪した場合に、急性咽頭・扁桃腺の病態を
とると考えられ、このような場合にはA群レンサ球菌による細菌感染の可能性が高くなる。
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