クリニックからのお知らせ

■ ★先天性風疹症候群★

風疹ウイルスに免疫のない妊婦が妊娠中に風疹に罹患すると、持続的胎児感染が起こり、
おおむね20週までの感染では新生児期の症状障害が発生する可能性がある。これを
先天性風疹症候群(CRS)という。新生児期に一過性に、低出生体重、肝脾腫、肝炎、
黄疸、血小板減少、出血斑、溶血性貧血、発疹、リンパ節腫張、髄膜脳炎、大泉門開大、
間質性肺炎、筋炎、心筋炎、下痢、長管骨のX線上透過像と発育障害などがみられることが
ある。母体感染が妊娠初期ほどCRSの頻度が高くなり、症状もそろいやすい。妊娠後後期の
感染では障害は残さないとされる。
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