クリニックからのお知らせ

■ ★ぜん息★

ぜん息では、気管支が狭くなり空気が通りにくくなるだけでなく、気管子粘膜の痰を
分泌する細胞が増え、多くの痰を伴うようになることも大きな特徴です。炎症が長く
続くと、気道の壁が恒常的に厚く硬くなるリモデリングという変化が起こります。
アトピー型、非アトピー型に共通するのは、気道過敏性であり、これがぜん息そのものです。
いずれの型であっても、冷気、臭気、有機溶媒などの科学的刺激といった環境中によくある
刺激によっても、気道の違和感、せき、ぜん鳴、息切れや呼吸困難などが生じます。
長期間、炎症が続くことによって生じる気道壁のリモデリングによりぜん息薬が効きにくく
なり、重症化がもたらされます。高齢の患者さんはぜん息になってからの年数が長く、
重症化しやすいのです。
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