クリニックからのお知らせ

■ ★ぜん息の治療薬★

ぜん息の治療薬は長期管理薬と発作治療薬に大別できます。
基本は、症状を抑えてその状態を維持する長期管理薬で、症状が
なくても毎日欠かさず使用します。これには炎症を抑える薬、
気管支を長時間広げる薬、両者の作用を持つ薬があります。
治療の中核をなすのは、強力な抗炎症作用を持つ吸入ステロイド薬です。
吸入ステロイド薬が効果を発揮するのを後押ししたと考えられるのが、
長時間作用する気管支拡張薬とロイコトリエン受容体拮抗薬です。
長時間作用型気管支拡張薬には吸入薬、飲み薬、貼り薬があり、患者さんの
病状や身体状況、生活環境などに応じて選ばれます。近年登場したのが、
吸入ステロイド薬と長時間作用型気管支拡張薬を一緒にした配合剤です。
患者さんにとっても処方する医師にとっても利便性が高まったことで、
さらに治療が普及し、また続けやすくなりました。
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