クリニックからのお知らせ

■「痛い・苦しい」のイメージ返上…消化器内視鏡の進歩!

胃や大腸などの内視鏡検査も技術が進歩し、
画像をハイビジョンで撮影したり、超音波で深部の臓器の詳細な観察ができるようになったりした。
ただ、ある程度の苦痛はあるうえ、小腸の検査には不十分だったため、
80年代に飲みこむカプセル型の内視鏡の開発が始まり、国内でも07年に発売された。
小腸の出血性病変を見つけるのが目的で、外形11?、長さ26?と薬のカプセルより一回り大きい程度。
口から飲み込むと消化器官のぜん運動で移動し、内蔵したCCDカメラが撮影した画像データを
体外に無線送信して診断する。さらに遠隔操作で体内を泳ぐように自在に動かせるカプセル内視鏡を開発。
人の消化管での撮影に成功し、今年5月、国際会議で発表した。
魚の尾ひれのような駆動装置を体外から電磁石で動かして速度や方向を変えながら
1秒間に2枚の画像を撮影。食道から大腸までを数時間で観察でき、
従来のカプセル内視鏡のように胃の底部に胃の大部もない。
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