クリニックからのお知らせ

■かくれ不眠
眠りが浅い、朝起きても疲れがとれない。
そう感じる人は「かくれ不眠」の状態かもしれません。
「単なる寝不足よりは深刻。週2回以上の不眠が一ヵ月以上続く
『不眠症』よりは軽い。それがかくれ不眠です」
数週間以上の不眠状態があり、思ったより早く起きてしまったり昼間に
居眠りをしたりして日中の活動に影響がでてくる状態を指します。
不眠症になる前の段階で工夫すれば、早めに治すことができます。
まずは睡眠の大切さを認識し睡眠の質をよくしようと努力している人は少ない。
睡眠に不満や悩みがある人のうち、解消のために積極的な行動
をしていたのは1割で9割近くは積極的な行動をしていなかった。
良質な睡眠をとると、疲労が回復するだけでなく情報や記憶を整理して
覚えやすくなったり、ストレスが軽くなったりする効果が得られます。
逆に睡眠不足が続くと、脳がスムーズに働かなくなり、イライラしやすくなると。
集中力を意欲は低下し、効率良く仕事をこなしにくくなる。
さらなるストレスが生まれ、さらに眠れなくなる。そんな悪循環が生まれてしまいます。
どうしたら良く眠れるのか…まず生活のリズムを乱さないこと
1日に3度、規則正しく食事をとる、寝起きする時間は、休日もなるべく
一定にすることです。1時間以上ずらさないのが目安という。比較的実現しやすいのは、
寝室環境を整えること。清潔で自分に合ったシーツや枕を用意し、照明は暗めに、
温度は夏ならば、26度前後、湿度は60%前後に近づけましょう。
昼間に20分程度の短い仮眠をとるのも有効だ。悪循環を止めるには、不眠が続かないうちに、
薬局で売っている睡眠改善薬を飲むのも選択肢の一つという。
睡眠不足の人は良く眠れている人に比べ、職場で人間関係を悪化させる割合や病気で
休む割合が高いことがわかっている。また、睡眠障害がもたらす経済損失の推定額は、
医療費などを含め2兆円を超すという。睡眠は生活習慣の基本です。
良い睡眠をとれば、充実した生活が遅れる。だから規則正しい生活をしましょう。
それを気付くことから、生活習慣の改善が始まるのです。
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