クリニックからのお知らせ

■ ★群発頭痛★


頭痛のなかで一番痛く、片眼の奥や側頭部がドリルでえぐられるような激痛に
襲われます。目の充血、涙が出る、鼻水・鼻づまりなどの症状も伴います。
このタイプの頭痛持ちは男性が圧倒的に多くなっています。発作の頻度は一般に
年1~2回で、いったん始まると1~2ヶ月間は連日連夜、頭痛が起こります。
これが半年から2~3年ごとに繰り返されます。早春や初秋など季節の変わり目に
発症する人が多くなっています。痛む時間は15~数時間で、多くは1日に1~2回、
就寝1~2時間後の決まった時間に起こります。原因は、目の奥を走る内頸動脈周囲の
海綿静脈洞という静脈のネットワークの浮腫とされています。また、睡眠と覚醒を
コントロールしている体内時計の乱れがかかわっているとも考えられています。
あるいは、水ぼうそうにかかったあと、潜伏していた帯状疱疹ウイルスが再活性化して
静脈洞周囲の三叉神経を刺激して発症する可能性も指摘されています。
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