クリニックからのお知らせ

■ ★脂質異常症の食事療法★

1)LDLコレステロール
LDLコレステロールの低下に有効なのは動物性脂肪に
多く含まれる飽和脂肪酸を減らすことです。具体的には牛肉、豚肉、特に脂身・内臓・皮の
摂取と乳製品(マーガリン、ファットスプレッド、ショートニングやそれらを原料に使ったパン、
洋菓子、揚げ物)を控えましょう。卵は1日1個程度にしましょう。

2)中性脂肪
ご飯やパンはエネルギーとして使われなかった分が中性脂肪に作り変えられます。
ご飯、パンなどの炭水化物の量を減らしましょう。お菓子、甘い飲料水も取り過ぎは中性脂肪を
増やします。アルコールは肝臓での中性脂肪合成を高めるため、原則として1日25g以下
(ビール500ml、日本酒1合程度)に制限しましょう。いわし、さんま等の青魚に多く含まれる
イコサペント酸やドコサヘキサエン酸といったn-3系多価不飽和脂肪酸の摂取は中性脂肪の低下に
有効と言われています。
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