クリニックからのお知らせ

■生活習慣として運動を続けましょう
現代人は運動不足です。そこで健康のため「有酸素運動」と呼ばれる、
持久力を高めるスポーツを始めなくてはいけません。
持久力を高めることができるスポーツにはウォーキング、サイクリング、スイミング、ジョギング、
なわとび、踏み台昇降などがあります。こうしたスポーツをはじめる前に知っておいてほしいことがあります。
それはスポーツには運動の強さ、運動の時間、運動の頻度の3つの要素があるということです。
まず最初の運動の強さは、1分間の心拍数でチェックすることでわかります。
220から年齢を引いた心拍数を「最大心拍数」と呼びますが、
安全で効果的な運動の強さは最大心拍数の50〜70%が目安になります。
60歳なら最大心拍数が160ですから、心拍数が80〜112くらいが効果的なスポーツということになります。次に運動の時間ですが、健康のためのスポーツは20〜30分くらいで十分です。
3つめの運動の頻度は週に3回がどうしても無理なら、週に2回でもかまいません。
頻度よりも長く続けることが大切です。もうひとつ大切なことは、スポーツを始める前に、
毎回必ず5〜10分のウォームアップをすることです。
そしてスポーツを始めたら途中でやめないで、お元気でいる限り生活習慣として続けてください。

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