クリニックからのお知らせ

■ ★血流と体温★
免疫は私たちの体に備わる防御機能で、免疫細胞(白血球)がウイルスなど
外敵を撃退し、また体内で発生する悪性細胞を取り除き、病気を防ぎます。
この免疫力を維持し、高めるため、大事なのが「血流」そして「体温」です。
血流が悪いと全身で熱が不足し、体温が下がります。その結果、冷えに弱い
免疫細胞は働けなくなります。高血圧・高血糖・高脂質など血流系の基礎疾患の
ある人がコロナで重症化しやすいのもこのためです。また血流と体温は相互関係にあり、
血流が悪ければ体温が下がり、体を冷やせば血流も悪くなります。体温が下がると
免疫細胞が弱体化し、感染や病気のリスクが高まります。反対に血流が良いと全身に
熱が回り、体温が上がります。すると免疫細胞も活発に働き、ウイルスに感染せず、
病気にかかりにくくなります。一時的にでも体温を上げると、免疫力は急速に活性化
することが分っています。
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