クリニックからのお知らせ

■腰部脊柱管窄症
長く歩いたり、立ち続けたりすると、お尻や足にしびれや痛みが出てくる。
座って休めば症状は治まるが、友人と出かけてもついて行けず出歩きにくくなった。
そう感じる人は、実は腰に原因があるかもしれない。
背骨には、下半身に通じる神経が入った「脊柱管」という管がある。
加齢とともに周りにある靭帯や椎間板がせり出してきて、腰を反らせる姿勢になると、
この管を圧迫するようになる。
押された管が細くなると、中を走る神経もしめつけられて血流が滞る。
するとその神経がカバーするお尻や足にしびれや痛みとなって症状が現れる。
腰部脊柱管狭窄症だ、60代以上の人に多い。
普段は何ともないのに、腰を反らせる姿勢が続くと痛みやしびれが出るので、
歩いていても自然と前かがみになり、周囲から猫背になったと指摘される人もいる
たとえば、洗濯物を干したり、台所に立ち続けたりしても痛みが出やすい。
歩き続けると、足が前に出なくなると言う人もいる。まれに排尿障害なども起きる。
一方、自転車に乗ったり、手押し車を押したりする時は、腰を丸める姿勢になるので、
脊柱管がそれほど圧迫されず症状は出ない。
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