クリニックからのお知らせ

■★慢性腎不全には★
①高血糖が続いて腎臓内の糸球体がダメージを受ける糖尿病性腎症。
②本来なら感染予防に役立つ抗体が糸球体のろ過などに沈着するなど
さまざまな原因から糸球体の破壊が起こる慢性糸球体腎炎。
③高血圧が原因で糸球体を含む血管に動脈硬化が起こる腎硬化症。
④高尿酸血症により血管壁の細胞障害、動脈硬化が起こる痛風腎。
⑤遺伝性の病気で、尿細管に多数の水のたまった袋ができて正常な糸球体。
などが圧迫され機能低下する多発性嚢胞腎。
などがあります。
いずれも初期には自覚症状はほとんどありませんが、たんぱく尿が多くなると、
手足や顔のむくみが現れ、さらに腎機能が低下してくると、夜間に何度も
トイレに起きる、めまい(貧血)、息切れ、倦怠感、食欲不振などの症状が現れます。
さらに進行すると末期腎不全となり、人工透析や腎臓移植を受けざるを得なくなります。
また、慢性腎臓病はたとえ軽症でも、脳卒中や心筋梗塞など命にかかわる心血管疾患の
リスクを高めることがわかっています。
Topページに戻る