クリニックからのお知らせ

■食欲の秋 肥満防ぐには?
脂肪の質に注目した研究も進んでいる。
メタボリック症候群を起しにくいマウスの脂肪組織を構成する脂肪酸は、
青魚などの脂に含まれ体に良いとされるエイコサンペンタエン酸(EPA)や
ドコサヘキサエン酸(DHA)に近い性質を持っていることを、動物実験で解明した。
これらを食事でとっても脂肪細胞の機能を高めるものではないかと期待された。
男性の最も多く魚を食べるグループでは、最も少ないグループと比較して、
糖尿病を発症する頻度が低い傾向が見られた。
しかも、アジ、イワシなどの小・中型の魚やサケなど脂の多い魚を食べた男性ほど
発症リスクが低下していた。こうした脂肪代謝に関する最新の研究成果を基に、
脂肪を燃焼しやすい生活習慣をまとめてみた。
いずれもこれまで健康によいといわれていた方法だ。
健康常識に科学的な裏付けがなされつつある。

?定時起床。朝食は毎日しっかり食べる
早寝早起きは肥満予防の鉄則。自律神経の切り替えを
スムーズにすれば食事は活動のエネルギーに

?しっかりかんで食べる
かみこなす運動が肥満中枢を刺激。やわらかい料理の場合、キャベツなど
噛み応えのある食材を加える

?食事の前後に軽い運動を
脂肪を燃焼させる交感神経を適度に高めるコツは軽い運動。
食欲をコントロールする働きも。

?スパイシー料理を食べる
カレーなど唐辛子が入った料理は、食後の交感神経の働きを高め
エネルギー消費を増やす。

?脂肪ののった魚料理を
最近の研究でサンマ、サケなど脂肪ののった魚は、男性では糖尿病などの
リスクを下げることがわかった。

?夕食は早めに、夜食は我慢。
夜遅くの食事は脂肪細胞を太らせる量の夕食を。
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