クリニックからのお知らせ

■睡眠時無呼吸症候群
グーグーと室内に響き渡る大きないびき
睡眠中に呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群などの疾患かもしれない。
症状が悪化する前に対策を練るべきである。
いびきは狭くなった気道の部分が呼吸によって振動することから起こる。
眠ると筋肉の動きが弱まって舌などの軟らかい部分が垂れ下がる。
仰向けで寝ると重力の影響を受け、さらに気道が狭くなりがち。
そこに無理やり空気を通そうとすることで音が出る。最も危ないのが中高年の太っている男性だ。
年を重ねるにつれ筋肉の力が弱くなる上、肥満で喉の奥にも脂肪がたまり空気の通り道が狭くなる。
根本的に治すにはダイエットが不可欠だが、ライフスタイルの改善など粘り強い努力が求められる。
目の前のいびきをすぐに抑えられる方法は鼻呼吸の癖を付けることでいびきを防ぐ。
ただ、鼻が詰まっている人は呼吸が呼吸が苦しくなるので注意が必要です。
横向きで寝るのも効果がある。あおむけに比べて重力の影響を受けず気道が
狭くなりにくい。うつぶせは内臓を圧迫してしまうことがあるが、横向きだとその心配は少ない。
あおむけで寝る際、枕が高すぎたり低すぎたりすれば、呼吸が苦しくなって
いびきをかきやすくなるという。リラックスして立った姿勢のまま、横になって寝るのが理想。
横向きで寝るのに向いている高さの枕もある。
寝心地が悪いと感じた人は、寝具を変えてみるのも手だ。
いびきは疲れているときやお酒を飲んだとき、筋肉が緩んで一時的に発生することもある。
ただ、慢性的ないびきは健康に害を及ぼしかねない。
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