ｸﾘﾆｯｸからのお知らせ
■★下剤のリスク★
便はお腹の自然な働きで不要なものだけ排出されるようになっています。
ところが、下剤を使って無理やり便を出そうとすると、カリウムなど本来、
便と一緒に排出すべきでないものも体外に出してしまいます。
その結果、不整脈、腸閉塞、呼吸困難などのリスクが高まります。
また、下剤を使い続けていると体がだんだん慣れて効き目が悪くなり、
どんどん下剤の量を増やすようになると、腸の機能がさらに低下し、
自然なお通じを取り戻すのがますます難しくなるという、悪循環に
陥ってしまいます。
大腸黒皮症
センナや大黄などを含む刺激性の下剤を長期間使い続けると、
大腸の粘膜に色素沈着が起こり、大腸が真っ黒になる
大腸黒皮症を生じることを大腸黒皮症といいます。