クリニックからのお知らせ

■★検査前の食事★
検査前に食事をしてはいけない場合は、大きく分けて2つあります。
ひとつは検査結果の数値が異常になってしまう場合、もうひとつは検査ができなくなってしまう場合です。
血液検査には、食事の影響で値が高めに出たり低めに出たりする項目があり、
たとえば血糖、尿糖、中性脂肪の値は、食後に高くなります。
検査ができなくなったり、安全性という観点から食事をとらないように求められる場合が
あります。主に生理検査の場合で、胃カメラ、腹部超音波(エコー検査)では、
胃の内容物の影響があること、胆嚢が食後に収縮してしまうこと、腹部にガスがあると
すい臓などが見えにくくなることなどから、食事をとらず検査が行われます。
また、ピロリ菌の検査で行われる尿素呼気テストでは、検査薬を服用して測定するので
食事をすると薬が効かなくなり検査ができなくなってしまいます。
そのほか、造影剤を使うCT検査やMRI検査を行う前にも、食事をとってはいけません。
このように、検査の前に食事をしてはいけない理由はさまざまです。
Topページに戻る