クリニックからのお知らせ

■★3Dで疲れ目★ ?
最近、映画やテレビなどで3D映像を見る機会が増えてきた。
空中を舞う木の葉や躍動感あふれる生物の動きなど
を躍動感たっぷりに立体視できる。
その迫力と映像美は魅力だが、一方で3Dを見て
「目が疲れた」「めまいや吐き気がする」と眼精疲労を訴える声も出ている。
果たして3Dの視聴と関係あるのだろうか。
3D映像は、適切な視聴距離感を守るなどすれば、大方の人は快適に楽しめます。
眼精疲労を感じる人の多くは、矯正眼鏡などが合わないなど目になんらかの
疲労を引き起こす要因のあるケースがほとんどです。
3D映像は左右の目に別々の映像が映し出されているので、
肉眼では、右目で見る画像と左目で見る画像の位置が
画面上で微妙にずれているのが分かる。これを専用眼鏡をかけてみると、
脳が立体と認識し物体が飛び出したり、引っこんだりして見える仕組みだ。
現実空間では見ようとするものにピントも視線も合うはずだが、
3Dではピントは映像が映し出されている画面上に、視線は飛び出したり
引っこんだりしている物体に合うことになり、そのギャップが疲れる要因になっている。
このため関連企業・団体などは安全基準などを設け、生体に影響の出ない範囲内での
映像制作を確認している。それでも、感受性には個人差があります。
慣れない専用メガネに対する不快感もあるので、疲れを感じたらとりあえず休息を!
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