クリニックからのお知らせ

■★心筋梗塞の死亡1月最多★
年末年始は心筋梗塞にご用心。
全国の心筋梗塞による死亡件数は冬に増え、1月が最も多いことが分かった。
本格的な冬の到来を控え、被災者にも注意を呼びかけている。
総務省消防庁の統計から2005年〜08年の4年間に発生した心筋梗塞の死亡件数
を調査し、月別の件数をまとめた。同センターによると、4年間の死亡件数は19万6032件。
最多は1月の2万1954件で、2月以降は減少傾向にとなり、
9月は最も少ない1万3122件だった。10月からは増加に転じ、12月は1月に次ぐ2万135件だった。
心筋梗塞は心臓を動かす筋肉の血管が詰まる病気。心臓の機能が急激に低下するなどして死亡に至るケースもある。
冬に増加する理由としては、暖かい場所から寒い場所に移動した際の急激な血圧上昇のほか、
寒さで心臓の血管が過剰収縮して血流不全に陥ることなどが考えられる。

予防策として、
?冬場は脱衣室と浴室を暖かくする
?風呂の温度を38〜40度と低めに設定する
?睡眠時の発汗で血液が濃縮しているため早朝起きた時に
コップ1杯の水を飲む、などを挙げている。

厚生労働省によると09年の心筋梗塞を含む疾患の死者は約18万人で、
がんに次いで2番目に多い。被災地の仮設住宅では断熱材や窓の二重ガラス化
などの寒さ対策の遅れが指摘されており、同センターは入居者らに予防策を
呼びかけている。
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