クリニックからのお知らせ

■インフルエンザ流行情報
【迅速キット内訳】
今年に入りA型が多くB型の発症は少ないです

【病原体検出状況】
最近の検体検査では、一時期多かったA香港は少なくなり、A新型の方が多くなりました。

【ワクチン効果】今シーズン検出した株は本年度本年度のワクチン株と
まだ抗原性が似ていて、ワクチン効果はA新型・A香港・B型ともにあります。

【タミフル耐性】
現在のところ、今シーズン検査した中でタミフル耐性株は出ていません。

最新の一週間(1月3日〜9日)の新規患者数が1医療機関当たり5.06人となり、
前週(2.3人)から倍増しました、12週連続の増加で、新型インフルエンザが約6割を占め
流行のピークは1月末〜2月になると予想されていますので
今後厳重な注意をしてください。


インフルエンザと風邪との違い

インフルエンザは38度以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛になどがあり、
風邪はのどの痛みや咳、鼻汁といった呼吸器の症状が主だが、
インフルエンザは全身の特徴で、また発熱もインフルエンザの方が高くなる。
特に高齢者や小児では悪化すると肺炎や脳症を起こすことがある。
ただ、健康な大人では、典型的な症状ではなく軽いこともあり
多くの人では特に治療をしなくても一週間ほどで治る、軽いと風邪の症状の区別が難しい。

インフルエンザを疑ったら、すぐに医療機関に行ってほしい、
ワクチンによる予防接種を施行しても発熱などの症状が出ることもあり、
かならず医療機関で迅速キットで確定診断を受けてください。

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