クリニックからのお知らせ

■★トイレが近くて困った時は生活習慣病の見直し運動を★ ?
克服に向け、意識的に尿を我慢するトレーニングを積んでみよう。
ぼうこうに尿が十分たまるまで待とう。
最初は無理をせず、徐々にトイレに行く間隔を延ばしていく。
最終的に2〜3時間もつようになれば大丈夫だ。
その際、家などいつでもトイレに行ける環境で試すと安心できる。
女性の尿の悩みは、骨盤の底にある筋肉の損傷と関係が深い。
骨盤底の筋肉はぼうこうや尿道を支えており、筋力が弱ると尿道が緩んで
頻尿や尿漏れが起こりやすくなる。一般に年を重ねると筋力は落ち、出産でも弱くなる。
改善するには骨盤底の筋肉トレーニングが役立つ。
やり方は簡単で、肛門と尿道、膣を引き締めて緩める動きを繰り返すだけ。
具体的にはお腹とお尻に手を当て、キューッと引きこむように引き締め、
その状態を5秒ほど維持した後でゆっくりゆるめる。
最初は1日10回を目指して頑張ろう。入浴や歯磨き、テレビCMの間などに
訓練する習慣を身につけるとよい。このトレーニングは年齢を問わない。
男性にも肛門と尿道を引き締めるトレーニングは役に立つ。
生活習慣を見直しても頻尿が改善しない場合は、細菌性ぼうこう炎や尿道炎、
ぼうこうがんなどの可能性もある。医師の診察を受け、適切な治療を受ける必要がある。
尿の問題は深刻な状態でなくても精神的につらく、生活に大きな影響もある。
体質だから年をとったからとあきらめず、改善に取り組みたい。


★睡眠障害とも深い関係

尿は健康のバロメータでもある。
不規則な生活や運動不足、暴飲暴食などを
重ねると尿に異常が現れる。糖尿病や賢臓病のサインの場合もある。
生活習慣の改善は、頻尿以外にも様々な病気の予防にも役立つので、ぜひ取り組みたい。
尿のトラブルは睡眠障害とも関係が深い。寝付きが浅いと、夜何度も起きてトイレに行く回数が増える。
枕など寝具を自分に合う物にかえたり、風呂は熱いお湯につからず、ぬるめにするなど、
ぐっすり眠れる工夫をしてみよう。
睡眠時無呼吸症候群が頻尿の原因もある、睡眠中、呼吸ができない状態が断続的に続く病気だ。
熟睡を妨げて頻尿の原因になるだけでなく、昼間に耐え難い眠気に襲われることもある。
仕事や車の運転にも支障をきたす場合があるので、医師の診断を受けて治療する必要がある。
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