クリニックからのお知らせ

■★油断大敵、長引く咳に潜む落とし穴★ ?
長引く咳にかかりやすい年齢層は、1つは小児期という。
子供のころ風邪をひいて、喉がぜいぜいした経験のある人は多いだろう。
とりわけ今シーズンはRSウイルスが流行すると言われている
これに感染して咳が長引くこともある。もう一つは、中高年。
今、中高年の喘息が問題になっている。風邪をひいたのをきっかけに、
咳を長引かせ、そのまま喘息に移行する人が多いという。
きちんと治療しておかないと難治性の喘息になり、さらに高齢になってから
喘息死につながることもあるという。日本では今、肺炎による死亡が増えている。
高齢化が進む今後は死亡原因の上位に定着する、年をとると免疫力や神経機能が落ちるため、
もともと肺炎は避けがたい。それに加え喘息や習慣的な喫煙による
慢性閉塞性肺疾患などで呼吸器に病気を抱えると、そうでない人よりも
肺炎で死亡する可能性がはるかに高まるという。たかが咳ぐらいという油断が、
あとあと大きなつけとなって響いてくるのである。

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