クリニックからのお知らせ

■★子供のせき★ ?
冬本番を迎え、寒さが激しくなってきた。
咳き込む子どもたちの姿が目立ってきたが、
子供のせきの原因は千差万別。せき止め薬などを用意に飲ませると、
悪化させることもあり注意が必要だ。
小児科の一般外来を受信する子どもの病気で、
最も多いのが呼吸器感染症だ。全体の半数以上を占めており、
季節によっては8割を超える病院もあるという。
重病化を防ぐには、適切な治療を早く受けることに尽きる。
せきの原因は呼吸器官感染症だけとは限りません。
何の病気なのか、正確に診断することが大切です。
子どものせきは年齢によって、かかりやすくなる病気が違ってくる。
例えば新生児や乳児では、RSウイルスによる細気管支炎だ。
大きな子どもなら風邪の症状だけで終わっても、一歳未満では
呼吸困難になるなど重病化しやすい。
幼児期では、のどに鼻水がたまってせき込む後鼻漏症候群が増えてくる。
副鼻腔炎が原因になることも多い。3歳ごろまでに長引くせきが突然始まれば、
豆類などの異物が気管支に入ってしまった可能性も考えた方がいい。
学童思春期に入ると、心因性のせきにも注意が必要だ。
ストレスなどの原因を取り除くことが大切で、せき止め薬は効果がない。
また、ぜんそくと分からずにせき止め薬を飲ませると、
症状を悪化させることもあるという。せきは異物を外に出す生態防御反応なので、
せきの原因を治さなければいけません。
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