クリニックからのお知らせ

■★風邪と紛らわしい病気に注意★
風邪はありふれた病気ですが、症状などで他の病気と紛らわしい場合もあり注意が必要です。
まず、発症から2週間以上続く場合は、結核や心不全に伴う心臓性ぜんそくを起こしている可能性があります。
ぐずぐずと鼻づまりや鼻水がいつまでも止まらないなら、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などを疑いましょう。
急性副鼻炎は放っておくと悪化するため、早めの治療が必要です。風邪と紛らわしい場合はきちんと病院で診てもらい、
病名を確定しなければなりません。百日ぜきも要注意です。昔は子供の病気とされていましたが、
最近は大人でも発症する例が増えています。抗生物質で細菌を死滅できても、せきの原因となる物質が
ある程度残ってしまい、せきを止めにくいのが特徴です。子供だと予防接種をしているため、
ある程度の抵抗力が期待できます。大人は摂取していても長い月日がたっており、その分、感染しやすいといえます。
今年はマイコプラズマによる風邪が若年者を中心にはやっています。かつては4年に1回、夏のオリンピックが
開催される年に流行していましたが、近年はその傾向が弱まっているようです。
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