クリニックからのお知らせ

■★つらい目の疲れを防ぐには★
目がしょぼしょぼしたり、かすんだり、
毎日パソコンに向かっていると目が疲れます。
どうすれば目がラクになるのでしょうか。
そもそも疲れ目とは、目のどこが疲れるのだろう?
ピント調節している目の中の筋肉だといわれている。
この筋肉は毛用体筋といい、近くを見るときは緊張し、遠くを見るときは緩む。
近い距離にあるパソコン画面をずっと見ていれば、毛様体筋は緊張しっぱなし。
体のほかの筋肉と同じように、緊張したまま動かさずにいると、目の筋肉も凝り
固まり疲労がたまる。目の疲れを防ぐには、筋肉を緩めればいい。
だから、遠くをみることが大事なんです。わざわざ遠くの景色を眺めなくても
大丈夫だそうだ。パソコン作業中なら10分間に1回、4〜5メートル先くらいの時計などを
1〜2秒ちらっと見るだけで十分とおもわれる。実は、目の疲れに気をつけたほうがいいのは、
視力が良い人なのだという。人にはそれぞれピントが合いやすい距離がある。
遠くにピントが合いやすい目は、近くを見るのが不得意。
目の前のパソコンや本を見続ける負担は、相当なものになる。
疲れを感じるようなら、遠視用の眼鏡を検討しよう。
一方、近視は、近くのピント合わせが得意なので、筋肉は疲れにくい。
パソコン作業や読書には適した目といえる。
だが、近視なのに疲れを訴える患者はあとをたたない。
度数の強すぎる眼鏡やコンタクトレンズで矯正し、まるで遠視のような状態に
なっているからです。できるだけ遠くまで見える眼鏡がいいと思われがちですが、
健康のためには、快適に見える眼鏡を選んでください。
目の疲れがひどくなると、肩こりや頭痛、さらには、めまいや吐き気なども引き起こす。
度数を適正なところまで下げることで、目だけでなく、体の不調も改善する人が多いそうだ。
一般の生活用とデスクワーク用など、見る距離に適した度数を使い分けるように勧めている。
目の疲れを和らげる手軽な方法は、蒸しタオルで目元を温めるのも効果的だという。
ただし、根本的な原因を解決しないと、疲れは繰り返し起こる。
目の周りのツボ押しなども同じことである。寝てもとれないような症状が続くなら、
専門医を受診してください。治療では、原因を探りつつ、筋肉の緊張を一時的にとる
点眼薬が処方されることもある。
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