クリニックからのお知らせ

■★椎間板ヘルニア★ ?
投薬で日常生活を送れる程度までに痛みを緩和できたあとに考えたいのは、
悪化や再発を招きにくい体のつくり方。急性期ではなく症状が落ち着いたら、
痛みを誘発しないように気をつけながら、ストレッチなどをしていい。
一度痛い目にあうと運動するのが臆病になりがち。それだと筋肉が固まり、
また痛めやすくなる。耐えられることならば、体を動かすことを恐れない。安静にしない。
痛みが引いてきたらゆっくりとしたウオーキングから始め、徐々に早くする。
体によいといわれる水泳を取り入れる人も少なくないが、初心者などは泳いで
いるときに腰をそってしまい、かえって悪化させる場合があるので注意が必要だ。
椎間板ヘルニアに限った予防法はない。対策は一般的な腰痛予防と変わらない。
基本は姿勢。背筋を伸ばしてあごを引き、肩の力を抜く。
背骨を背骨のS字カーブに維持した姿勢を保つ。腹筋の中でも特に重要なのが
内臓を支えている腹横筋。腰痛予防では腰ベルトをまいて腹圧を高めて
腰への負担を減らすが、腹横筋はこれと同じ役割を果たす。
下腹に力を入れて引っ込めて姿勢を維持する。
歩行や立っている時でも全力の二割の力を維持してほしい。
股関節の柔軟性を高めることも大切だ。
体を回す動きをする際は腰椎は旋回方向にはほとんど動かず、
股関節が対応することで補っている。
ストレッチで股関節の柔軟性を高めると腰椎の負担を減らせるという。
腰痛は午前中に発生しやすい。同じ姿勢を続けるのも
悪化原因。適度な運動をするといった基本に
立ち返って日々を過ごすことが激痛を避ける最善策だ。
Topページに戻る