クリニックからのお知らせ

■★聴力の衰えを感じたら 早期検査で悪化を防止★ ?
電話で相手の話が聞き取れず、何回も復唱させられた。
誰でも経験することだが、頻繁に起こるようなら耳鼻咽喉科で
相談した方がよい。視力と比べて聴力の低下は自分では気づきにくいからだ。
健康な聴力を守るための注意点などについて、モスキート音をご存じだろうか。
17?ヘルツという高い周波数の音のことで、若い人には聞こえるが、
加齢とともに聞こえにくくなるため、若者向けの携帯音の着信音音などに使われている。
このように人の聴力は年齢を重ねると衰えるものだが、その変化に個人差が大きい
ことが分かってきた。加齢に伴う聴力の変化を調べた研究報告によると、
人間の聴力は20代までは安定しているが、30代以降少しずつ衰え、
60代で衰えが加速するケースが多かった。
さらに60代の3人に1人が難聴と診断されるまで聴力が低下していると判明、
70代でも目立った衰えのない人が4割いたという報告があった。
聴力低下は個人差が大きい。しかも少しずつ衰えるために気づきにくい。
聴力の異変は健康診断でも見逃されやすい。
50〜74歳の1000人に行った意識調査の報告によると、
高齢者ほど聴力低下が生活の質の低下が生活の質の低下に結びつくのに、
自分の聴力について知る機会が少ない。もっと気軽に聴力検査を受けてほしい。
とくに自分で音の聞こえ方に異変を感じたとき、早めに検査を受けることで、
深刻な聴力低下を防止できることもある。
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