クリニックからのお知らせ

■★過活動膀胱★ ?
過活動膀胱の症状改善には薬でこうした収縮を抑える治療が一般的です。
「抗コリン薬」は排尿筋の緊張を和らげ症状を改善する。
ただ、この薬には尿を出そうとする力が弱くなる側面もある。
男性患者にはやっかいな問題を引き起こすこともある。
男性は高齢になると前立腺が肥大し、尿が出にくくなりがちで
過活動膀胱と前立腺肥大症との治療の兼ね合いが出てくる。
昨年9月には「ミラベグロン」という新薬も出た。
排尿筋にある特定の受容体タンパク質を刺激し膀胱をリラックスさせ、
尿をためる機能を高める。排尿筋の正常な収縮機能をには影響しないため、
尿が出にくくなるといった副作用は軽減が期待できます。
薬以外の方法で症状をある程度改善できるケースもあります。
投薬治療の前に「膀胱訓練」という生活指導をする、つまり
尿意をもよおしてから10〜15分、トイレに行くのを我慢する方法だ。
他には骨盤底筋体操を勧める。お尻の穴をおなかの中に引きこむように、
閉めたり緩めたりする動作を繰り返す。毎食後などに10回ずつやるのが一例です。
座るか、寝転んだ姿勢でやると意識しやすい。
体操を実施した女性で効果を確認したデータもあるという。
おしっこのことは恥ずかしいとためらわずに、症状が表れたら
専門家を訪ねてみるのがよいだろう。

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