クリニックからのお知らせ

■★大腸がん:検診毎年受けましょう★ ?

内視鏡検査ではポリープやがんを発見するだけでなく切除し治療できる利点もある。
針金の輪のような器具で根元を切る。
大腸がんはポリープがすこしずつ大きくなってがん化するすることが多く、
2センチ以上なら半分はがんになっているという。
ポリープを早めに切除すれば、大腸がんの芽を摘み取ることにもなる
平らながんでは病変部を膨らませてから切り取る。
ただ、自治体などが手がけるがん検診では、最初から内視鏡検査を
する方法は推奨されていない。まれに検査中に大腸に穴が開いたり、
出血したりすることがあるからだ。1回の検査に費用もかさむこともひとつである。
しかし便検査で疑いありと診断された場合は内視鏡検査も健康保険の適用になる。
こうした人は検査を受けないのは損だと思ってほしい。
がんが見つかれば定期的に内視鏡検査を受けるように指導される。
ポリープが見つかった人は大腸がんになりやすい傾向があるため、
内視鏡手術で取り除いたとしても、2〜3年に1回は検査を受けた方がよい。
定期的な検査でポリープやがんの発生の見逃しをほぼ避けられるという。
大腸がんは胃がんと比べてゆっくり進行するため、
1年以内に急激に悪化することはほとんどない。
早期発見できれば内視鏡手術で済み、体への負担も少ない。
しかし自覚症状が表れたころには、2割の人が肝臓に移転している。
こうした事態を招かないためにも、定期的な受診をお勧めしたい。
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