クリニックからのお知らせ

■★大腸がん:検診毎年受けましょう★ ?
大腸がんはがんの死因の中で女性では1位、男性では肺がん、胃がんに次いで
3番目に多く大腸がんは、数年後には全体でも最多になるとの予想もある。
進行が遅く、早期に発見できれば完治する可能性が高い。
大腸がんは検診の有効性が確かめられている。40歳を過ぎたら毎年、
企業や自治体などの検診を受けるべきだ。大腸がん検診は有効性が科学的に証明されている。
大腸がん検診の一般的な流れをのべる;自治体や企業による検診で、
自宅で採取してきた2日分の便を持っていき、調べてもらう。
血が混ざっていれば大腸がんやポリープの可能性があり、精密検査を勧められる。
精密検査の中で、早期がんをみつけるのに最もよいのが内視鏡検査だ。
錠剤に加えて液体の下剤を2?程度飲んで、大腸の中を空っぽにしたうえで、
肛門から内視鏡を入れて中を調べる。理想を言えば、40歳以上なら年に一度は受けるべきだ。
便検査では進行がんの1割、早期がんは半分くらいが反応が出なかったり、
がんではないのに、疑いありという結果が出ることもある。
専門医が内視鏡で腸を直接調べれば、がんを見落とす確率はかなり低くなる。
痛いのではと尻込みする人もいるが、経験豊富な医師にやってもらえれば、
痛みはほとんどない。ただ、高齢者などでは下剤を飲むのが苦痛だと
訴えてるケースはあるという。利点の大きい大腸がん検診だが受診率は低調だ。
40歳以上の受診率は男性が27.4%、女性が22.6%にとどまった。
米国の半分ほどで、韓国よりも低い。便検査で疑いありでも、
面倒くさがったり、痔のせいだと思い込んだり人が多いようだ。
しかし家族の中に50歳未満で大腸がんになった人がいると発症しやすいため、
当てはまる人は一度は内視鏡検査を受けた方がよい。
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