クリニックからのお知らせ

■★ドライアイ★ ?
目がしょぼしょぼする。午後になると、見えにくく感じる。
そんなあなたは、ドライアイかもしれません。
涙が目の表面に安定して広がるかが鍵となります。
涙には、水の層、水の蒸発を防ぐ油の層、涙を均一に広げる働きを持つ分子
「ムチン」の三つの要素が含まれる。これらのどこに問題が起きても、
涙で覆われない乾いた部分ができる。その結果、目の表面が傷つきやすくなり、
不快感や疲れが出るのがドライアイだ。見え方にも影響が出る。
まばたきをすると涙が広がり、通常10秒ほどはクリアな視界が続く。
だがドライアイだと涙が均一に広がらず、5秒以下でぼやけはじめる。
ドライアイは涙の水分が減少する型や水分の蒸発が多い型、涙の量に異常は
ないのに水をはじいて涙が広がりにくい型の三つに大別される。
タイプごとに原因は違うが、現代の生活には危険がたくさん潜んでいる。
パソコンや携帯電話などの画面をじっと見つめるとまばたきの回数が減り、
涙が乾く。空調などの風にさらされても同様で、コンタクトレンズをつけていると
涙の蒸発が進みやすい。ドライアイの定義と診断基準は、
ドライアイ研究会が1995年に発表した。歴史はまだ浅いがドライアイの患者は増え続き、
今や眼科を受診する患者の約2割がドライアイと言う。目の表面の環境を改善し、
QOLを高めることが目標。ライフスタイルや環境が関係するため、
自己管理も大事です。
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