クリニックからのお知らせ

■★首のこりとストレッチ★
欧米ではネックペインと言うが、日本では『こり』と表現し、
首こりも肩こりも含まれます。いずれも大元は筋肉の緊張と疲労と考えられます。
国民生活基礎調査では、自覚のある体の不調のうち、首こりを含む「肩こり」は
20〜60代女性の第一位。1〜2割近くが症状を訴えていた。
男性でも30〜60代では一割弱で、腰痛に次ぐ第2位。
女性の方が多いのは、男性より筋肉が少ないからではないかという。
肩の筋肉は二層になっていて、姿勢を保とうと表面の僧帽筋がこるのが肩こり。
肩より首と感じるのは、首の奥深くにある首を支えている筋肉に、
デスクワークなどで負担がかかる姿勢を続けるからでしょう。
首の骨によくないと言われたものの、気持ちよくて、つい頭を鳴らしてしまうことがあるのだが、
どうなのだろう。なぜ鳴るのか仕組みはよく分かっていないが、
痛みが伴わないなら、鳴らすのは問題はない。
ただし、曲げたり、そらしたりしたときに強い痛みやしびれを伴う場合は、注意が必要。
椎間板が傷んでいたり、老化で首の骨が変形して神経に触っていたりする
可能性があるので、整形外科に受診を。では、どのようなストレッチが、首こりに効くのか。
頭は体重の1割ぐらい。5〜6?の重さがあり、それを首で支えています。
まずは姿勢が肝心。猫背だったり、机の前に座って下を向いた状態で
首が伸びていたりすると、首の付け根の筋肉に負担がかかります。
ノートパソコンの画面を見るうちに自然と顔が近づくのは、余計な負担がかかって悪いという。
キーボードを打つ時、机の高さを肩が上がらないように調整し、なるべく首が前に伸びないように。
首こりに効くストレッチ、骨盤の上に頭が位置するように姿勢を正して行う。
1時間程度、なるべく小まめに。ただし、ストレッチですので、
勢いをつけずに、10〜20秒かけてゆっくりと伸ばすことを心がけてください。
お風呂で温めるのも効果的。首回りや肩を冷やさないよう、ハイネックや
マフラーで温めるのもいい。
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