クリニックからのお知らせ

■★妊娠中の食生活 子のアトピーと関連性★
妊娠中の食生活が、生まれてくる子供のアトピー性皮膚炎に影響する可能性が、
千葉大の研究でわかった。納豆を毎日食べた女性の子供は発症率が低く、
バターを毎日食べた女性の子供は高いという傾向が出た。
2か月以上かゆみを伴う湿疹を繰り返した114人(18%)が、
アトピー性皮膚炎と診断された。子供がアトピーと診断された女性と
そうでない女性の間で、アトピーの有無や母乳育児の割合などに差はなかった。
納豆を毎日食べた女性から生まれた子供は7%しかアトピーを発症しなかったのに対し、
そうでない場合は19%だった。バターを毎日食べた女性の子供は35%がアトピーを発症、
そうでない子は17%だった。魚、マーガリン、ヨーグルトでは差が出なかった。
納豆の成分のレバン、バターに含まれるパルミチン酸が、発症に関連している可能性があるという。
妊娠中の食生活とアトピー発症の関連はよくわかっていない。
納豆をよく食べる人は和食の献立が多いなど、様々な要因が関連している可能性がある。
バランスよい食事を取ることが大切だ。
Topページに戻る