クリニックからのお知らせ

■★花粉対策 正しい知識で★ ?
また、雨の日は、降り始めに空気中の花粉が雨とともに落下して飛散数が増えることもある。
雨の翌日は花粉飛散数が翌日回しになり、倍量飛ぶと考えたほうがいい。
花粉症対策として推奨されているのが、マスクやゴーグルなど、花粉から鼻や目を防御する品々だ。
コンタクトレンズも、角膜を覆うため、ある程度花粉付着を防ぐ効果がある。
ただし、かゆみの症状がひどくて目をいじってしまったり、結膜が充血するなどの炎症が
起こっている場合には、コンタクトレンズの装着を控えたほうがいい。
目の水洗いがいいとされたこともあるが、最近では否定的だ。
目を刺激することになり、かえって症状が悪化することもある。
女性の場合、花粉を落とすためにゴシゴシと顔を洗うケースもあるようだが、
これも間違い。ドライスキンや荒れた肌は花粉の影響を受けやすい。
化粧を落とす際には、なるべくこすらず、優しく水で落としてから、
クレンジングするのが望ましい。様々な花粉症対策を行っても、症状が抑えられなくなったとき、
市販薬と医療機関で処方してもらう薬のどちらがいいのだろうか。
通常、処方薬の方が高い効果を得られ、副作用が少ない。
ごく軽症で市販薬で満足できる場合を除き、医療機関を受診し、薬を処方してもらうのがいいようだ。
処方薬のメリットは、その人の症状にあわせた薬を処方してもらえることだ。
とはいえ、受診が面倒という場合には、市販薬を試してみるのもいい。
最近では処方薬と同じ成分のものが出ている。
このほか、薬に関しては眠くなるほどよく効くと考える人が多いが、それは誤解だ。
最近では、眠気を起こさずにアレルギー症状だけを抑えるタイプの薬が多く出ている。
医学の世界では5年前の常識は疑えともいわれる。新しく正しい知識による花粉症対策を心がけたい。
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