クリニックからのお知らせ

■★てんかん、正しく知ろう★
急に意識を失い、倒れてけいれんを起こす印象の強い「てんかん」
ただ、てんかんの7〜8割は薬を飲み続ければ発作を抑えられる。
治療法も進歩し問題なく日常生活を送れる人も多い。
てんかんを正しく知ってもらうことが重要だと専門家らは訴えている。
国内のてんかん患者は100万人に達するといわれ、
珍しくない病気だ。大脳の神経細胞が突然乱れ、一部が過剰に活動してしまうのが
てんかん発作で、繰り返し起こる。発症は乳幼児が多いため、
子供に多い病気と思われがちだが、誰にでもなりうるという。
最近では高齢になってから発症するケースも少なくないことがわかってきた。
子供の場合は出産時の損傷などが原因になる。大人では交通事故などによる
頭部外傷で起こる例もある。高齢者は脳血管障害やけがなどが原因として多いという。
発作の頻度やけいれんの起こり方様々だ。意識を失って急に倒れてガタガタと
けいれんするというのが一般的なイメージだが、これは症状の一部にすぎない。
意識がぼやけるだけの場合もある。また、自動症といわれる症状が表れる患者もいる。
無意識のうちに、歩いてドアを開けて室内に入る、といった動作などが表れる。
他の人の家に入り込んでしまったため、警察沙汰になったこともあるという。
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