クリニックからのお知らせ

■★足の裏の痛みの原因★ ?
ぶつけたわけでもないのに、朝起きて歩き出すと、かかとの近くの足の裏に痛みが走る。
しばらくすると痛みが治まるので気にとめないでいたらまた痛くなった。
そんな状態が続くようだと、専門家は「足底腱膜炎」の疑いがあるというと注意を呼びかけている。
足の裏には「足底腱膜」という幅広い腱が、かかとの骨から足の指の付け根まで張っていて、
土踏まずのアーチ構造を弓の弦のように支え、足が受ける衝撃を和らげている。
歩きすぎや立ち仕事などでこの腱に負 担がかかって引き伸ばされ、
小さな断裂がいくつもできて痛くなるのが足底腱膜炎だ。
年をとると、古いゴム管のように腱の弾力が失われるため、中高年の患者が多い。
若い人でもマラソンランナーのように足を酷使する人や、土踏まずが高すぎるなど、
アーチ構造に異常がある人もなりやすい。若い人は腱に弾力性があるため、
足裏の前の方の腱が伸びた部分が痛くなるが、中高年では腱が硬く、
骨との付着部分がひっぱられるため、かかとの近くが痛くなる。
朝の一歩で痛くなるのは、腱膜にできた小さな断裂が夜寝ている間に修復されたのに、
歩き出すことでまた切れるためだ。
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