クリニックからのお知らせ

■★血圧に良い朝の習慣★ ?
食事や運動面でも、朝は、血圧に良い生活をするうえで、大事にしたい時間帯です。
高血圧の改善、予防のいちばん基本となるのは減塩。外食の多い人にとって、
朝ご飯は一日の塩分量を大きく減らすチャンスです。
一日の摂取量の目標は小さじ一杯程度。朝ご飯は、味を薄くすることを心掛け、
しょう油、塩などをかけるのもなるべく控えるようにしましょう。
はじめは物足りなく感じるかもしれませんが、続けているうちに味覚が慣れて、
かえって外で食べる食事が塩辛く感じるようになるでしょう。
また、気力、体力ともに充実している朝は、運動習慣を作るのにも適した時間です。
運動は動脈硬化の原因となる肥満の改善・予防に役立つとともに、血流を良くし、
血圧を下げるホルモンや血管を拡張させる物質の分泌を増やします。
効果が高いのは体への負担が少ないウオーキングなどの有酸素運動ですが、
忙しくてその時間もなかなかとれないという方は、ラジオ体操をするだけでも、効果が望めます。
ただし、高血圧で治療中の方は、事前に医師に相談してください。
また、良い睡眠も血圧を安定させる効果がありますが、そのポイントも朝にあります。
朝しっかり目をさまし、朝食や朝の運動で、体によいリズムを作り、一日積極的に活動する。
こうすることで、夜、ここちよい睡眠が訪れるのです。
そして、なによりも大切なのは、これらの行動を習慣として継続することです。
1日2日では効果が見られなくても、長く続けることで、早朝の血圧値はもちろん、
日中の血圧にも良い影響が期待できます。
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