クリニックからのお知らせ

■★日焼け防止と皮膚の老化予防★ ?
室内でも窓際を避け、外出時には日傘やつばの大きな帽子を使う、
紫外線を通しにくい黒っぽい服を着る、日焼け止めを塗るなどの対策を取ろう。
特にA波は朝からレベルが高いので、ゴミ出しなどで少し外に出る時にも
日焼け止めを塗ってほしい。
日陰を歩けば大丈夫と思いがちだが、ガラス張りのビル街では反射光もあるので
油断せず、さらにあごの下や首にも塗るようにする。
ドラッグストアには様々な種類の日焼け止め製品が並んでいるが、
どういったものを選べばいいのだろうか。まず、A波とB波を両方防ぐ必要がある
ことを念頭に選びたい。パッケージの裏側に書かれている「PA」という表示がA波、
「SPF」がB波に対する防止効果の指標となる。PAには3段階ある。
「+」の数が1つの場合、塗った時と塗らなかった時を比べると2〜4倍の
時間A波の影響を防ぐことができることを示す。2つの場合は同様に4〜8倍の防御効果、
3つは8倍以上となる。
一方、SPFは、日焼け止めを使わない時に肌が赤くなり始める時間(通常約20分)に、
表示数字を掛け合わせた長さまでB波の影響を防げる。
日常生活で使う日焼け止めは「PA+」「SPF10〜20」が適当。
屋外の軽いタイプとクリームタイプで使用量を変える、
こすらず抑え込むように伸ばすなど、使い方にも注意したい。
それでも日焼けしてしまったら「赤くヒリヒリするぐらいなら冷やしたり、保湿したり」
するだけでよいが、水ぶくれになるようなら皮膚科を受診した方がいい。
日焼けは顔だけではない。頭皮は通常は髪で守られているが、加齢とともに毛が
細くなったり薄くなったりすると頭頂部も焼ける。強い紫外線をあびて炎症が起きれば、
抜け毛が増えてしまう。顔用日焼け止めを付けても問題はないが、髪が白くなってしまう。
またべたつくなど実際は難しい。帽子をかぶったり、コンディショナーなどで
日焼け防止成分配合のものを選んだりするのがよいだろう。
さらに、紫外線は目にも影響を及ぼす。野球やサッカーなど屋外活動が長いと
シミのように盛り上がった瞼裂班ができる。失明のおそれは小さいが、
サングラスなどの着用を推奨します。
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