クリニックからのお知らせ

■★日焼け防止と皮膚の老化予防★ ?
新緑も鮮やかに、日差しがまぶしい季節がやってきたが、気をつけたいのが紫外線だ。
紫外線には、いくつか種類があり、肌に与えるダメージも異なる。
正しく知って日焼けや皮膚の老化防止に取り組もう。
太陽から地球に降り注ぐ紫外線は目には見えないが、日焼けの原因になるだけでなく、
シミやシワ、たるみなど光による光老化や皮膚がんを引き起こすおそれがある。
夏さえ対策すればいいと勘違いしがちだが、実は紫外線量は3月ごろから増え始め、
6〜8月が最も強くなる。紫外線は波長の違いによってA波、B波、C波はの3種類がある。
このうちC波は地球を覆っているオゾン層によって吸収されるため、地上には届かない。
浴びすぎると肌に異常を引き起こすのはオゾン層を通過してくるA波とB波だ。
A波は地上に届く紫外線のうち90%強を占めている。波長が長く、
雲や窓ガラスも通って肌に届き、肌では表皮だけでなく、奥にある真皮にまで達する。
あびた量の20%〜50%が真皮に届くという。
真皮にはハリや弾力の源になるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を作り出す細胞があり、
これらが傷つくと、シミやシワ、たるみといった光老化現象が起きる。
日焼けに特徴的な赤みや炎症が起きにくいため、あびていることに気づきにくい。
さらにA波は、白内障を引き起こすほか、B波同様、皮膚がんにも関係している。
一方のB波は、主に肌の表面で吸収され、真皮まで届くことはほとんどない。
ただ、細胞を傷つけてやけどのように赤く炎症を引き起こしたり、
シミやソバカスの原因になったりするるという。
紫外線は1日のうちでも時間帯によって降り注ぐ量が変わる。
1日の半分以上が午前10時から午後2時までに降るとされるので、
この時間の外出を控えることもひとつの手だ。
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