クリニックからのお知らせ

■★肩こりは肩甲骨ストレッチで解消★ ?
国民病ともいえる肩こり。もんでたたいても治らず、ひどくなると頭痛などの原因にもなる。
パソコンで長時間作業するなどして痛みが発生し、その痛みのせいで筋肉がさらに硬くなる。
そこで、専門家がすすめるのが「肩甲骨ストレッチ」だ。肩こりに関係の深い3つの筋肉を
重点的にほぐして鍛えるという新しいストレッチ法だ。
女性では一位、男性でも腰痛に次いで2番目−。厚生労働省の国民生活基礎調査によると
「気になる自覚症状」として、肩こりを挙げた人が男女とも上位を占めている。
肩こりはどうして起こるのか?筋肉の中やそばを通る血管が圧迫されている状態だ
筋肉が過度に緊張した状態が続くと、硬くなって血管が収縮する。
血液の流れが悪くなり、乳酸などの老廃物が筋肉にたまる。これらが神経を刺激すると
「肩が凝った」という感覚につながるとされる。

・前かがみで発生 

首や肩の周辺には、大小さまざまな筋肉がある。中でも、首や背骨の後ろから肩にかけて
広がる僧帽筋と、首筋にある肩甲拳筋は肩こりと関わりが深い。
肩こりの症状が現れたとき、僧帽筋のうち首周辺の上部繊維と肩甲拳筋が縮んだ状態になっている。
パソコン作業や火事で前かがみの姿勢を続けると、こうした筋肉は体を起こそうとしてフル回転で働く。
特にパソコンで長時間作業をしていると、顔が画面に近づき、肩が前に出てしまいがちで、
筋肉に負荷がかかりやすい。
乾布摩擦のときのように、片手を上から、もう一方の手を下から背中に延ばす。
指先が5センチメートル以上離れていれば、筋肉が縮んで硬くなっている証拠だ。
マッサージを受けたり湿布を貼ったりする人も多いが、一時的に症状が軽くなるだけである。
またお金がかかるので、頻繁には利用しづらい。緊張して硬くなった首や肩周辺の筋肉を
ストレッチすれば、肩こりは解消できる。時間はかかるものの、効果は高いという。
肩甲骨は、背中側の左右両肩の下にある大きな三角形の骨だ。
肩こりに関わる3種類の筋肉はこの骨の周辺に集まっている。
ここをストレッチで伸ばしてリラックスさせる。
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