クリニックからのお知らせ

■★牛乳の豆知識★ ?
牛乳は、古代のエジプトやメソポタミアの頃から飲まれていて、
日本には飛鳥時代、インドから中国を通って仏教とともに伝えられたとされています。
その頃の牛乳はヨーグルトのようなもので、身分の高い人が、
主に薬として使っていたと考えられています。
明治時代に北海道で酪農が始まり、一般の人でも飲めるようになりましたが、
とても高価なものでした。日本人の牛乳の消費量が増え、広く普及したのは、
第二次大戦後、学校給食に取り入れられてからのことでした。

[生乳が殺菌されて牛乳になる]

日本で飼育されている牛乳のほとんどは、黒と白のまだら模様のホルスタイン種です。
乳量が多く、飼育しやすいことから、牛乳の消費量が増加するとともに、
飼育数が増えていきました。牛から搾ったそのままの乳は、「生乳」といいます。
搾乳された生乳は工場に運ばれ、法律で定められた方法で殺菌や、均質化などの処理をされて、
「牛乳」として流通します。牛乳にはいくつか種類があり、
「牛乳」「成分調整牛乳」「低脂肪牛乳」「無脂肪牛乳」「加工乳」「乳飲料」などに分類されています。
牛乳のパッケージに「成分無調整」と書かれた製品があります。
これは製造工程で成分を調整していないという意味ですが、法的に決められた表示ではなく、
メーカーが自社の牛乳の特徴をアピールするために表示しています。
成分無調整と表示されていなくても、牛乳はすべて成分無調整です。

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