クリニックからのお知らせ

■子宮けいがん予防ワクチン
【子宮けいがんはウイルスが原因】

子宮けいがんは、発がん性ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染する病気だといわれています。
発がん性HPVは、特別な人だけが感染するのではなく、誰でも感染するありふれたウイルスです。
ただし、感染したからといって必ずがんになるわけではなく、
子宮けいがんになるのは感染した人のうちの1%未満であると考えられています。
発がん性HPVのうち、子宮けいがんから多くみつかるタイプはHPV16型と18型です。

【子宮けいがん予防ワクチンの効果】

ワクチンを接種すると抗体ができます。
抗体は、ウイルスと戦って、ウイルスの感染を防ぎます。
HPV16型と18型の感染予防はワクチンで子宮けいがん予防ワクチンは、
HPV16型と18型の2つの発がん性HPVの感染を防ぐことができます。
ただし、その他の発がん性HPVの感染は予防できませんし、
すでに感染しているウイルスをなくしたり、がんになるのを遅らせたり、
子宮けいがんをなおしたりすることはできません。

*定期的に子宮けいがん検診を受けましょう
ワクチンで防ぎきらなかった病変を早くみつけて治療するためには、
子宮けいがん検診が必要です。子宮けいがんは、がんになるまでに長い時間がかかるため、
早くみつければ、がんになる前になおすことができます。
ワクチン接種と検診で、子宮けいがんからより確実にあなたの体を守りましょう。
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