クリニックからのお知らせ

■★お薬手帳★ ?
お薬手帳は処方された薬の名前や飲む量、回数、タイミング、注意点などを記録する。
それにより複数の病院から同じ薬を処方されて飲みすぎたり、他の薬との飲み合わせで
体調が悪化したりするのを未然に防ぐ。手帳を持つ被災者は避難先を転々としても適切な薬の処方が受けられ、
診察時も「簡易カルテ」として役立ったという。最近は災害手帳兼用や、
子供向けなど様々なデザインも登場している。
発行する薬局によって書式が違う場合もあるが、一般的には氏名や生年月日、
血液型、連絡先などほかに、食べ物・薬のアレルギーや副作用、
かかったことのある病気などの履歴を記録する欄がある。
さらに実際の薬の情報を書き残すページが続き、薬の飲み方や簡単な特徴、
処方した病院や薬局も分かるようになっている。
「食前は食事の30分位前、食間は食事の約2時間後」といった豆知識が付いているものもある。
最近の診療報酬改定でこの4月からは費用が服薬歴管理全体
に含まれる仕組みになり、薬局側も普及により力を入れるようになった。
大事なのはいつも持ち歩くこと複数の手帳は持たずに1冊にまとめることなどである。
災害や急病はいつあるか分からない。
また、薬の情報が欠けたり、分散したりすると手帳の効用が薄れてしまう。
異なる二つの診療科でそれぞれ痛み止めの薬を処方され、予期せぬ過剰服薬なる場合もある。
記入漏れがあると、医師や薬剤師が手帳をみても気づかない。
体に悪影響を及ぼす薬の飲み合わせも避けられる。通院先ごとに近くの薬局で別々の手帳を
作る人もいるようだが、1冊にまとめよう。別の薬局の手帳は出しにくいかもしれないが、
医療機関も情報共有を重視している。どんな薬を飲んでいたか分かれば災害や急病時に的確な治療ができる。

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