クリニックからのお知らせ

■★梅雨時の不調に★ ?
うっとおしい梅雨。この時期は思いのほか体調を崩しやすい。
食中毒はもちろん、低気圧が停滞して気圧が停滞して気圧がさがると、
頭痛などが悪化し、季節性の鬱病にも注意する必要がある。
節電の夏を健康に迎えるには、エアコンをうまく使って湿気を下げるほか、
できるだけ日を浴びるなどの工夫を心掛けたい。
雨が降ると頭痛がする、古傷や関節が痛む。梅雨になると、こんな症状を訴える人がいる。
耳の奥にある内耳が気圧の変化を感知し、自律神経のバランスが崩れ、
痛みを強く感じるからだとみられている。
頭痛は女性が多く訴えるという。我慢できないなら鎮痛剤を使った方が良いが、
緊張性頭痛の場合は別の対処法がある。セ氏38〜40度くらいのぬるめの湯に2〜3回に分けてつかり、
リラックスして頭の周囲の筋肉の緊張をほぐせば、痛みが和らぎやすい。
軽めの運動も効果がある。この病気は緊張したり、落ち込んだりする人がかかりやすい。
職場や学校の対人関係を改善し、気分転換できる趣味を持つなど、
日常生活でストレスをためない工夫が有効だ。
関節痛は気圧が下がったときや湿度が上がった時に症状が悪化しやすい。
寒い冬よりも天気が悪くなりやすい梅雨の方が痛みを訴える人は増えるという。
天気が悪くなる予報が出たら、エアコンのドライ機能などで除湿を心掛けたい。
冷え過ぎに注意しないと症状を悪化させる。体を動かすと血行がよくなって痛みが和らぐ。
無理させずに少しずつ動かそう。気圧の変化とは別に、健康への悪影響が
指摘されているのが日照量の減少だ。日が短い冬場は気分がめいりやすく、
季節性のうつ病にかかる人が多いとされるが、曇りがちな梅雨時も要注意だ。
日差しがなくなると、太陽光が目に入らなくなる。網膜への刺激が減り、
脳内で神経伝達不足セロトニンの分泌が減る。セロトニンが不足すると、脳の活動が低下して
うつ病になりやすい。疲れが抜けない、食欲がないなどの症状は、天気に応じて変わることも多いという。
治療法は一般的なうつ病とかわらない。抗うつ剤を使うほか、体や心にかかるストレスをできるだけ減らし、
休憩を多めにとる。
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