クリニックからのお知らせ

■★梅雨時の不調に★ ?
季節性うつ病の場合、自律神経スイッチを入れたり切ったりするすることを心掛けるとよい。
自律神経のスイッチを入れるには、まず朝起きたらすぐにカーテンを開けて部屋を明るくする。
晴れていたら、朝陽を30〜60分ほど浴びる。
太陽の光を浴びると、約25時間周期で働く体内時計がリセットされて自律神経が働き始め、
体が活動状態になる。近所を散歩したり、通勤時に1駅分を歩いたりするだけでも十分に効果がある。
曇りの日でも、外を歩けば体内時計をリセットできるという。
体内時計がリセットされてから15時間ほどたつと、眠気を促すメラトニンと呼ぶホルモンが出るようになり、
自律神経は休みモードに入る。不規則な生活は避け、早寝早起きを心掛けたい。
コーヒーや緑茶、たばこは減らした方がよい。カフェインやニコチンは自律神経のバランスを崩しやすいからだ。
脳内のセロトニンを増やすために、必須アミノ酸のトリプトンファンやビタミンB6を多めにとりたい。
肉や魚、大豆に多く含まれている。普段から少し汗をかく程度の軽い運動を心掛けることも予防に役立つ。
自覚があれば、気軽に専門医に相談すべきだ。
またこの時期に最も気をつけなければならないのが食中毒だ。高温多湿な環境では、食べ物についた
黄色ブドウ球菌やサルモネラ菌などの細菌が短時間で増殖する。早ければ半日で嘔吐や下痢といった症状が出る。
細菌をつけるな、増やすな、殺菌しろ、が基本。まずは食物に細菌をつけないこと。
手には目に見えない細菌がたくさんついている。せっけんで指や爪の間まで丁寧に洗うようにする。
食品を冷蔵庫から出した後、すぐに食べたり調理したりするよう心がけよう。
魚や肉は細菌が増えやすいため、買い物の最後に買い、家の冷蔵庫に入れるまでの時間を短くするとよい。
刺身など生のものは避け、できるだけ加熱調理をしたい。生野菜はしっかり水洗いする必要がある。
食品トレーなど包装容器には細菌が付いていることも多く、早めに捨てて手を洗おう。

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