クリニックからのお知らせ

■★尿路結石を食事で防ぐ★ ?
おしっこの成分が結晶になり、ときに激しい痛みを伴う尿路結石。
患者は増え続け、国内の男性の7人に1人、女性の15人に1人が一生のうちは一度はかかるといわれる。
最近は再発を防ぐための手段として、食事を中心とした生活習慣の大切さが注目されている。
ホウレンソウはちりめんじゃこ、タケノコはワカメと一緒に食べてください。
卵や肉の魚の内臓はなるべく避けて、野菜をたくさん取るように心がける。
ホウレンソウやタケノコといった食品は、石をつくるシュウ酸を多く含む。
でもカルシウムを一緒に取れば、腸で吸収される前に結合して多くが便として排出される。
1日2?以上の水分を取ることも大事だ。結石が溶けやすいように尿をアルカリ化する海藻や果物、
野菜をなるべくとり入れるといった注意で、再発のリスクを下げることができる。
尿路結石に一度なった患者の半数近くが5年以内に再発されているとされる。
男性患者およそ200人を対象に食事指導と再発率との関係を調査した。
水分を多く取ることだけを指導した場合、3年後に7割近くが再発していた。
食事指導を加えると3年後で2割、8年後でも4割ほどの再発率にとどまった。
再発を減らすための薬はあるが、長期にわたって処方し続けてもらわなければならず、
次第に飲まなくなる人が多いという。結石は再発を繰り返すと腎臓の機能が下がる。
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