クリニックからのお知らせ

■子宮けいがん予防ワクチン2
【どのくらいの人が子宮けいがんにかかっているのですか?】

日本では、1年間に約15000人の女性が子宮けいがんにかかり、
約3500人が亡くなっているといわれています。
最近は特に、20〜30代の若い女性で子宮けいがんの患者さんが急増しています。

【性交渉の経験がある場合は、効果は期待できませんか?】

ほとんどの女性が一生に一度は発がんせいHPVに感染するといわれていますが、
ほとんどの場合は自然に排除されます。
しかし、このウイルスは何度も繰り返し感染することもありますので、
性交渉の経験がある場合でもワクチン接種して次の感染を防ぐことが大切です。

【子宮けいがん予防ワクチンは、何歳で接種すればよいのですか?】

子宮けいがん予防ワクチンの接種対象は10歳以上の女性です。
性交渉を開始する前の年齢で接種するのが最も効果的であると考えられますが、
発がん性HPVに感染したとしても多くの場合は免疫により排除されるため、
次の感染予防という点から、成人女性でも接種意義は十分あると考えられます。
特に、45歳までに接種することが推奨されています。
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