クリニックからのお知らせ

■★抗疲労食で夏に勝つ★ ?

サケの肉を赤く染めるアスタキサンチン、鶏の胸肉やカツオに多く含まれる
イミダゾールシジペプチドなどは特に効果が高いとわかってきた。
アスタキサンチンは活性酸素を消し去り、イミダゾールジペプチドは傷ついた細胞の修復に役立つ。
カツオに含まれるL−カルチニン、トマトやジャガイモのα−リポ酸、ホウレンソウやイワシの
コエンザイムQ10なども、活性酸素の働きを抑える効果が高いという。
疲労を軽減させる効果は他の食品成分にもある。青魚に多いドコサヘキサエン酸(DHA)、
キノコや乳酸菌など菌類がもつβグルカン、ビールの苦み成分のホップなどだ。
「病原菌から守る免疫の働きを高める」「体内の隅々に酸素を運ぶ赤血球の機能を高める」
「新陳代謝を促す」の3つの効果が高いという。例えば、DHAには血管の細胞膜に働きかけて
柔軟性を高める働きがある。勢いが流れても血圧が上がりにくい。
赤血球の細胞膜を柔らかくするため、血行がよくなったり、持久力が増したりするという。
βグルカンは白血球の機能を高めて免疫力が向上する効果が期待できる。
食品からこうした成分をとるにはどのくらい食べればよいのか。
例えばアスタキサンチンはサケ100グラムに約2ミリグラム含まれる。
しかし、「人間で抗酸化物質として働くには1日に6ミリグラムが必要」という。

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