クリニックからのお知らせ

■★適切な水分補給のコツは少量をこまめに何度も飲む★ ?
暑さも本番、汗ばむ季節がやってきた。効果的に水分補給をして熱中症や
脱水症状になるのを防ぎたい。まずは基本情報から。
水分は人体の約60%を占め血液やリンパ液の主成分として
体内で栄養や酸素を運ぶ大切な役割を持つ。体内の水分が体重の2〜3%分失われると
脱水症状となって喉が渇いて体が注意警報を発し、5〜6%を超すと深刻な状態になる。
熱中症になったり、血液がドロドロになり、脳梗塞や心筋梗塞を起こす可能性が高くなったりする。
体重70キログラムの人なら4リットル程度の水分の喪失が命取りになることもある。
夏は最低2リットル程度が必要と思われる。
平均的な日本人が1日に必要な水分量は2.5リットルほどが必要である。
食事に含まれる水分などで約1.5リットル摂取できるため、
飲料からは通常一日1リットル程度必要。より汗をかく夏には1.5〜2リットルを飲料から摂取したい。
次に理想的な飲料の取り方であるが、ちびりちびりと、こまめにたくさんの回数飲むことが有効です。
こまめに飲めば体内の水分量が安定し、代謝も活発になるという。
30分から1時間ごとにコップ半分を飲み、起床時や毎食時、入浴や就寝の前に1杯を飲むと良いという。
飲み物はミネラルウオーターやお茶、アイスコーヒーなどが良い。お茶やコーヒーには
カフェインなどが含まれるが健康に害を及ぼす量ではない。ジュースは糖分が多いため適さない。
こうしたことを踏まえて、それぞれに応じて適切に水分を取ろう。
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