クリニックからのお知らせ

■★意外と多い夏の脳梗塞★ ?
脳出血は冬に多いが、脳梗塞は夏が最も多くなる。
脳出血も脳梗塞も脳卒中に分類されるが、脳の血管が破れて出血するのと、
血液が詰まって流れなくなるという大きな違いがある。
こうした季節性がある原因は次のように説明されている。
寒い冬は血管が収縮し血圧が高まる。この結果、脳血管が破れやすくなる。
一方、夏は汗をかきやすく血液中の水分が減って、どろどろした状態になる。
こうなると血液が血管に詰まりやすくなるという。
また暑さで脱水症状になると、カリウムやカルシウム、マグネシウムなど
体内の電解質のバランスが崩れて不整脈を起こしやすくなる。
血の流れが悪くなると、心臓で血の塊ができ、脳に運ばれて詰まることもある。
発症すると様々な症状が突然起こる。典型例は顔の半分や片方の手足に起こる運動麻痺やしびれ。
顔の片側が下がってゆがみが出て笑顔がうまく作れなくなる。
両腕を持ち上げた状態を維持できなくなることもある。また

?言葉にも異常が出やすい
?ろれつが回らない
?相手の言葉の意味が理解できない

といった症状も出現する。
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